そんな親なら捨てちゃえば?

家族と縁を切る…そんな選択肢があってもいいよね。

毒親育ちは人生詰む確率高し。『東京貧困女子』を読んで。

こんにちは~

ゆきほです!

ブログすっかり放置してました。笑

 

さっそく本題に入ります!

今回ご紹介する本はこちら。

『東京貧困女子』

 

読み終わって何とも言えない暗い気持ちになりました。

この本に出てくる女性の多くが、毒親持ちであること。

そして毒親のせいで、彼女たちの人生の早くから歯車が狂い始めていること。

私も毒父のせいで人生の歯車が狂ったのは、23歳のときでした。

毒父との間にあったことはトラウマですし、精神科ではPTSDと診断されたこともあります。

そんなトラウマを抱えて生きていかなければいけない悔しさ。

 

そして貧困女子たちのように、自分もいつ貧困に堕ちるか分からないと思いました。

私は結婚し、今は幸運なことに貧困状態ではありません。

でも、それはいつ崩れるか分からないし、貧困に堕ちたとしても助けてくれる人はいないということ。

いざとなれば親が助けてくれる人が羨ましくて、今普通に働いて生活している人が羨ましくて妬ましくて…そんな気持ちになりました。

 

私が毒父と絶縁してよかったと思った話はこちらから⇩

yu-kiho.hatenablog.jp

 

本の中では、父親の借金を返すために風俗で働いてる女子大生が出てきます。

こんな父親、マジで毒父以外の何物でもないと思うんですけどね。

なんで彼女は父親と絶縁しようとしないのかなあ…

 

ちなみに、彼女は将来保育士になりたいそうです。

「自分が親からもらえなかった愛情を、ほかの子どもにあげられたらいいなって。」

というのが彼女の保育士になりたい理由らしいです。

別に彼女の思いを否定するわけじゃないけど、何だか胸が苦しくなりました。

だって彼女の優しい気持ちは、きっと仕事に就いても報われないと思ったから。

貧困家庭や不遇に育った女性ほど、自分のために合理的に稼ぐより、人の役に立ちたいという意識を持って低賃金の福祉職に就く傾向がある。p61

保育士になりたい彼女、たぶんAC(アダルトチルドレン)です。

アダルトチルドレンは対人援助職に就く傾向が高いと言われています。

でも実際に対人援助職に就いてみると、被支援者に入り込みすぎて、共依存関係になって、クタクタに疲弊してしまう。

親との悪い関係のせいで無意識のうちに支援職へと誘導させられ、それで疲弊してしまうなんて…

 

ちょっと前に「親ガチャ」って言葉が流行りました。

賛否両論あったけど、正直、私はこの言葉は正しいと思う。

どんな親の元に生まれたかで、人生決められてしまうところはある。

 

私の父親(もう絶縁してますが)は、高給取りだったけど、子どもの心には一切興味なくて、自分の期待を押し付けるだけの親でした。

高級取りじゃなくていいから、普通のサラリーマンでいいから、私と向き合ってくれる父親が欲しかった。

私を私のまま愛してくれてたら、私も自分のことをもう少し好きになれてたと思います。

 

話が逸れましたが、『東京貧困女子』は、毒親のせいで人生狂い、貧困に堕ちた女性が多く出てきました。

同じく毒父のせいで人生狂った私も、運が悪ければ貧困に堕ちてたし、今も貧困と隣り合わせにいるということを強く自覚させられる本でした。

 

終わり。